開創1300年記念大法会
法多山尊永寺は奈良時代、神亀2年(725年)の創建より令和7年(2025年)をもって開創1300年の記念の年を迎えました。この100年に1度の記念すべき年を迎えるにあたって、2025年の4月26日より5月6日までの期間、開創1300年記念大法会を挙行いたしました。
開創法会期間中は、様々な法会(慶賀行事)が挙行され、5月3日には本山の高野山金剛峯寺より管長座主猊下をお招きし開創記念中日大法会が挙行され、50人の稚児行列、約10俵分の祝賀大餅まきなどの行事も併せて行われました。
また同じ袋井市内にございます遠州三山(法多山・油山寺・可睡斎)の油山寺様、可睡斎様が他宗他派のご寺院にもかかわらず、法多山にお出向きいただきご祈祷をいただけるという、今までにない遠州三山の繋がりを感じられる法会も挙行されました。
5月4日には油山寺ご住職様が、開創記念に新たに建立された「愛染堂」にて鳥の羽を用いた特別な恋愛成就のご祈願を、さらに5月5日には可睡斎斎主様が、今回特別に開帳する法多山の秘仏である「迦楼羅天像」のご宝前にて除災招福の特別祈願をなさいました。
慶賀行事の他にも法会期間中は開創法会記念御朱印のお授けや開創記念限定パッケージの厄除だんごの販売なども行われ、併せて期間中は「法多山新緑まつり」が同時開催され、マルシェや市民ライブなども行われました。